@ 2週間も触らなかった罰なのか、純粋にお休み明けが老体にきついのか……ともかくトビカゲが30分であぼんするので、そのたびに文章を書いてる私、非常に「アッー!!」です\(^O^)/今日1日で3回アッー!したので、ちょっとクールダウンすることにしました。クールダウンクールダウン、イッツ・ア・クール。
だがこの残暑と湿気にはまだまだ慣れきれず、やっぱり頭はオーバーヒート状態です。萌えで。エッ常にですかね?すいません^^^^^
というわけで下書きおいとく。トビカゲが使えるようになったらちゃんと引っ込めます。こ、こんなおセンチな話にするつもりじゃ……ひいいいいいかゆいいいいいいいいいいい(比喩なしでこれかいてるとき身体中かゆくてたまらなかった)
イアンが、すき です……でもラッセも書きたいよ。クリスのかわいさはもはやどうしようもない。世界の真理だ。
それにしても本命はグラハムです!と豪語するこのサイト、いつの間にかロックオンだらけですね…前にもこんなことあったよね…BASARA時代を思い出しました。(本命はチカサスだけど伊達が書きやすくてしょうがないぜ!→ダテサスの異常増殖)(だがダテサスもだいすき)(←だめおんな)
いっそこのペースで行きます。ほんとみんなすき……どのジャンルにはまっても嫌いなキャラクターがほとんどいなくて困る。好き周期が巡ってハマリ期間がどんどん長引くんだよ!!(←^p^
「おやっさあん、眠いんらけろお!」じゃあさっさと帰れ。冷たい床に行儀悪く寝そべり、明らかに睡眠よりも泥酔と手を取り合っている酔っ払いにそう云うと、彼はなにが面白いのか「うはは、」と変な笑い声を上げた。もっとも、イアンも本気で出て行けとは思っていない。間抜けなその声に苦笑さえ漏れる。
自室でガンダムの改良プランを作成していたところに押し掛けてきた、その時から既にロックオンは酔っていた。千鳥足のテロリストに心底呆れつつも、イアンは手を貸し、そして彼の手土産の酒をグラスに注いだ。殺人的な度数なそれだが、イアンは何の事もなく飲み下した。気分転換にはこれくらいでちょうどいい。
「おやっさあん、」
「ん?」
「おれ、じゃま?」
「今更何を云っとるんだかなあ」
邪魔だったらとっくの昔に摘み出しとるわ。額を小突くとロックオンは笑ってそっかあ、と酒を呷った。そうして一頻りまた騒いだ。不愉快だとは思わない。こちらだって煮詰まっていたところだし、下手をしたら自分の息子と言ってもおかしくない歳のこの男は、事実、懐いてみれば実の息子のようで、それなりにかわいく思っている。歳の離れたマイスターの世話に追われて兄貴面するところは見ていて純粋に微笑ましいと思うし、そうかと思うとこうやって前後不覚になるまで酒に溺れたりする。そのムラと頑固な責任感に、純粋に「若いな」とも思うし、「頑張ってるな」と冷やかしたくもなる。たぶんこれは、実の娘には一生抱かない感情だろう。同じ男同士だからこそ、成長が微笑ましいのだ(娘の成長なんて父親にとって悪いことしかない)。そういう意味で、自分は恵まれていると思う。
ロックオンだけではない、アレルヤも(気遣いの彼は度々整備を手伝ってくれるのだ)、ティエリアも(いつだったか整備御苦労、と大仰な口調で言われたことがある。可愛いやつだ)、刹那も(あのガンダム馬鹿はいつだって整備した場所を的確に確認してくる)かわいい息子のようだ。時に見守り、できることなら命を賭けても生き延びさせたいと思うくらいには、自分はマイスターたちをかわいく思っている。
酒を飲みながら、騒ぐロックオンを眺めながらの時間はひどくゆっくりと過ぎてゆく。だんだんとテンションの落ちついてきたらしいロックオンは、酔い潰れの最終段階まで来たようで、急に静かになってきていた。とろとろと今にも合わさりそうな瞼を見て本当に子供のようだとイアンは苦笑した。
「おれ、さ、」
舌足らずな声が届く。
「あの日からかぞくのこと、わすれたこと、ないけどさ、」
「おやっさんといると、おちつくわ」
なんかおやじみたいで。
ぽろりと零れたその言葉を最後にロックオンはかくんと眠りについた。
まだまだ若い、それでもマイスター最年長として、陽気に振る舞いながら奥底には張り詰めたものをたくさん抱えている。全部自分がかつて抱えた感情と同じ形をしている。全部知っている。それを必死で隠そうとして、だから、かわいいと思う。我が子のようだと思う。護ってやらなければと、思う。
(ガンダムよ、できればお前は、)
改良プランにの平面に示してある、世界の、変革の、彼らの生死の鍵。これにすべてかかっている。そしてその願いを技術というかたちで希望にするのが、自分。この手でこいつらを護るのだ。護れるのだ。ガンダムという世界に牙剥く剣がこいつらを。
(ガンダムよ、できるなら、願うことならお前が、)(お前だけはこいつらの盾であってくれ)
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