Yにもらったー!ロクハムひゃっほーい!
<こっから>
「Sexの後にすぐに煙草を吸うのは愛が無い証拠だそうだ」
「へえ」
いきなり何を言い出すのかと思ったらやはりまたグラハムらしいロマンチシズムだとロックオンは思う
ただ彼が唯のロマンチストではないということはこの台詞を今この時にあえて放ったことからも明白なのだが
口許に苦笑を浮かべながらロックオンは問う
「それじゃあ俺は愛が無いのかな」
言外にそんなことはないと含ませながらも否定はせずに、
だいたい煙草一つで愛が有る無しを決められていたら堪ったもんじゃない
グラハムは何か言いたそうに、しかしその端正な唇からは何も発さずただそのセルリアンブルーの瞳をロックオンに絡めるだけ
お互いの腹を探るように視線を絡めながらゆるりと過ぎていく独特の倦怠感を持ったこの時間がロックオンは好きだった
「Men always remember love because of romance only」
唄うような口調でグラハムは告げる
ロックオンがその言葉の意味を咀嚼する前にするりと彼の前から移動し服を着ていく
漸くロックオンが意味を解したときには彼は既に扉に手をかけていた
「―――」
「そうやってまどろんでいたらいつか真実の愛ですらロマンスになってしまうぞ」
彼は振り返る事なく扉のむこうに消える
「――――は、」
己の表情が自嘲のそれになっていることをロックオンは今度は気付かない
彼の手の中でくしゃくしゃになったマルボロがゆるりと揺れていた
Men always remember love because of romance only
それが指す意味もマルボロのいわくも知っていてあえて線引きに使う賢しいロックオンとロックオンの気持ちをまるっと見通してそれでも無理に歩み寄らないグラハムの愛があるけど殺伐とした関係が書きたかった</ここまで>
らしいよ!\^o^/私もYもどうも事後ネタが大好きみたいです。それにしてももえるわ・・・・・・頭いいハムもいいよね!ね!
PR